NHKスペシャル「ニッポン”精子力”クライシス」の要約と4コマ漫画でざっくり解説

放送日:2018年7月28日
タイトル:ニッポン”精子力”クライシス
※NHKオンデマンドにて有料動画あり一番下にリンクアドレス

受精して妊娠を成功させる精子の力がどんどん衰えているそうです。
欧米人の精子数が40年間で半減していた。
日本は欧州4カ国と比べたところ最低レベルだったそうです。

精子力クライシスの3要素

  • 精子の数が減少
  • 精子の運動率の低下
  • DNAの損傷した精子

WHOが定める「自然妊娠が可能な基準」

  • 精子の数 1,500万/ml以上
  • 運動率 40%以上

DNA損傷が22%超えると自然妊娠がしにくくなるリスクがあることも紹介された。

番組内では調査対象者28人中9人に何らかの以上で不妊リスクがあると診断されていました。
その対象者のうち2人が紹介されていました。

第一対象者の場合

41歳【事務職】

【調査結果】
・精子の数 620万/ml
・運動率 43%
・DNA損傷率 5.9%

ざっくり漫画で概要説明

精子力クライシス

この男性は、夜8時に帰宅後、こたつでテレビやパソコンをずっと座りながら見続けています。
また、食事もコンビニで購入した焼き鳥や揚げ物といった茶色一色の食生活で動物性の脂肪酸がたくさん含まれた脂もの中心の食生活を続けていました。

精密検査の結果

酸化ストレスをたくさん浴びている(活性酸素が溜まっている)が原因と紹介

座りっぱなしは危険

長時間精巣の血管が圧迫されると血流が悪くなります。
血流が悪くなると「活性酸素」がたまり精子を傷つけてしまう。
さらに精巣の温度も上がるため、精子が熱によるダメージも受ける恐れがあるとのことです。

海外の研究では1日5時間以上座ってテレビを見る人はその習慣がない人と比べて30%も精子の数が少ないことがわかっているとのこと。

 【この研究をした方によるコメント】

現代社会で座り過ぎはある程度仕方ないことですがですから意識して体を動かせばその影響は相殺されて精子の質もよくなるとのこと。

最新の研究では肉などに多く含まれる飽和脂肪酸を1日の摂取カロリーの10%を超えると精子の数が大きく減ることがわかっているとのこと。

【この研究をした方によるコメント】

講話脂肪酸を減らし、魚介類に多く含まれるオメガ3脂肪酸やビタミンDなど酸化をおさえる物質を多くとるべき。
魚を多くとった男性はそうでない男性よりも精子の数が多いことがわかってるとのこと。

番組内で対処した方法

こたつを片付け、机に椅子を設置、できるだけ動ける生活に改善。
食生活も栄養バランスを考えた食事に変更。

対処結果

精子を傷つける酸化ストレス値が改善前は3.279改善後3週間目2.795とかなり減少した。

改善後45日目
・精子の数 620万/ml→1020万/ml
・運動率 43%→56%
・DNA損傷率 5.9%→5.1%

まとめ(1)

最近、メディアでも長時間座りっぱなしの危険性について解説することが多くなってきています。
血流のことも考えれば、椅子に座りながら長時間仕事をされている方は、意識して適度に椅子から立って少し体を動かすことだけでも、徐々に改善されるのではないでしょうか。
また、食事はバランスや質が大事ですので、特に一人暮らしの方は野菜や大豆など意識して食べることが将来後悔しないひとつの手段ではないでしょうか。

第二対象者の場合

46歳【サービス業】

【調査結果】
・精子の数 1,760万/ml
・運動率 52%
・DNA損傷率 7.9%

ざっくり漫画で概要説明

精子力クライシス

この男性は普段から食事については意識していて、バランスを考えた食生活をしていますが、調査結果で精子の数や運動率は基準を上回るも、精子の形が悪く、受精しにくいとの結果が出てしまいました。

血液検査の結果、男性ホルモンの1種である「テストステロン」が減少している結果がでました。

原因

夜勤明けで明るい状態で寝ていたことによる睡眠不足
※頭側に薄いカーテン(掃き出し)で日光を遮っているとは言えない状態
(番組内の睡眠している様子を写していたが、にわかには信じがたい環境で寝ていたので、これは寝れんでしょっとツッコミを入れたくなるVTRでした。)

睡眠時間が6時間半未満だと7時間以上の人より精子の数が22%も少ないということがわかっている。

テストステロンは精巣で作られる男性ホルモンの一種で主に夜の間脳からの信号を受けて分泌して精子の形成を促している。
睡眠不足などによりテストステロンが不足して精子の数が減ったり質が悪くなっている可能性がある。

対処

太陽光が遮断できないカーテンを遮光カーテンにすることにより、質の良い睡眠を確保

結果

改善生活前のテストステロン値が783.6が改善後2週間で1534.2と2倍に改善

改善後45日目
・精子の数 1,760万/ml→3,340万/ml
・運動率 52%→45%
・DNA損傷率 7.9%→1.3%

まとめ(2)

専門家も番組内で「極めてうまく行ったケース」と言ってるので、対処方法については他の要素があるのではないのかと思いますが、テストステロンを増加させるには適度な運動や睡眠は有効な方法ですので実践することに損はありません。

男性不妊は6−7割が回復の見込みあり

1.生活習慣の改善
2.サプリを飲む
3.手術(静脈りゅうが原因の場合)

精子は74日のサイクルで新しく作られるのである程度は改善する可能性がある。

精子力アップの7か条

【活性酸素除去】
1.軽めの運動
30分ぐらいのウオーキングがよいとのこと
2.禁欲しない
禁欲すると悪い精子が増えてしまうので禁欲は2日間程度で十分
3.亜鉛の摂取
【テストステロンアップ】
4.体重管理
5.質の高い睡眠7時間以上
寝る前30分前にスマホは見るのをやめる。
それだけでも睡眠の質が向上するとのこと
【その他】
6.長風呂。サウナを避ける
7.ピッチリした下着を履かない

まとめ

番組内で専門家によれば30代以降活発な精子の数は減っていくそうです。
また、不妊の半分は精子側に原因があるとのことです。
活力研は精力剤サプリを取り扱うサイトですが、不妊の原因のひとつであるテストステロンを増やす効果が期待できるサプリなどもありますので、うまくサプリなども利用しつつ、生活習慣改善もしっかりすることで悩めるカップルが少なくなることを願います。